子どもの成長期が始まった!身長の伸び率を上げる方法とは

子どもの身長がぐんと伸びる身長のスパート期である成長期。この時期は将来の身長を決めるとても大切な時期です。身長は目に見えて人との違いが分かるため、身長が低いことをコンプレックスに上げる大人は多いです。

実際スポーツで高身長は優位に働いたり、男性は高身長の人は第一印象が良いなどさまざまな心理が働くとされています。

今回は子どもの成長期に身長の伸び率を上げる方法はあるのか調べて見ました。

成長期とは

人には身長が急激に伸びる成長期が人生で2回あります1回目は生まれてからの1年間で身長の伸び率は平均約25cmとなります。

2回目の成長期は第二次性徴期と言われ思春期の到来となります。第二次成長期は女子の方が早く到来する為、男女で時期がずれます。

・男性→平均11歳6ヶ月頃スタート
・女性→平均10歳頃スタート。

女性は女性ホルモンの濃度が男性よりも濃く、生理などの大人の体になる準備がはやいことから思春期が早く到来します。

そのため成長期に入る前の身長の土台が男性より低いまま成長期に入ってしまいます。

思春期に分泌される女性ホルモンは分泌量が増加すると骨の成長を止める働きがある事から女性は男性より平均身長が低くなるのです。

成長期に入った男女は、約2年間身長の伸び率がピークを迎える身長のスパート期に入り、この2年間は毎年身長が平均約7cmずつ伸びるとされています。

2年間で身長が急激伸びた後も身長は少しずつ伸び続け個人差はありますが男子は17~18歳頃、女子は15~16歳頃で背の成長が止まる人が多いです。

https://www.suku-noppo.jp/data/growing_rate.html→身長DATAバンク参照

成長期の身長を伸ばす秘訣

成長期は食事、睡眠、運動の生活習慣が大切です。それぞれの成長に大切なポイントを知り、意識して日々の生活を送りましょう。

成長期は質の良いタンパク質を摂取しよう

人間の体は60%が水そして15~20%はタンパク質で構成されており、体にとってなくてはならない成分です。

成長期は「牛乳を摂取すると身長が伸びる」という言葉をよく聞きますが、牛乳に含まれるカルシウムは骨を強く丈夫にする働き、そしてタンパク質には骨を伸ばす働きがあります。

つまり成長期はタンパク質の摂取が大切となります。

タンパク質の働き

タンパク質は英語でプロテインと呼ばれダイエットサプリや筋トレをする人には馴染みのある成分です。

体全体をつくっている栄養素で、骨を伸ばす働きのほかにも、筋肉や内臓、皮膚、髪の毛などタンパク質は体全身で作用しています。

また食べ物を分解しエネルギーに変換する酵素の生成や身体全身に流れる血液を作ったり、体の様々な機能を調節、操作するホルモンの生成など人間の構成になくてはならない主人公的存在です。

良質なタンパク質

タンパク質は約20種類のアミノ酸が結合してできています。20種類のアミノ酸の中には体内で作り出すことが出来ない8種類(子どもは9種類)が存在しこれを「必須アミノ酸」といいます。この必須アミノ酸は食事からしか摂取できない栄養の為、たくさん含んでいるタンパク質は良質なタンパク質とされています。

・動物性食品(肉、魚、卵)→必須アミノ酸を含む良質なタンパク質
・植物性食品(穀物、野菜)→必須アミノ酸が欠けているタンパク質

良質なタンパク質だからといって動物性食品ばかり摂取していると、栄養がかたよってしまいます。動物性食品と植物性食品をバランスよく摂取し、体に最適なタンパク質量を摂るようにしましょう。

子どもは寝るのも仕事

「寝る子は育つ」という言葉の通り成長ホルモンは睡眠時にもっとも分泌されます。睡眠が不足すると、成長ホルモンの分泌量が少なくなり成長の伸び率にも影響します。

成長期の子どもは約9時間以上、高校生でも8時間以上の睡眠が必要とされています。

実際の日本人の平均睡眠時間
・10~14歳→8時間35分
・15~19→歳→7時間42分

実際の日本人の平均睡眠時間を見ると、決して十分な数字とは言えない睡眠時間となります。思春期は環境が目まぐるしく変わる時期でもあり、心も体も疲れやすい時期ともいえます。睡眠時間はしっかりと意識して確保しましょう。

睡眠の質を高めよう

どんなに睡眠時間をとっていても眠りが浅く何度も起きるなど睡眠の質が低いと、体が休まらず、成長ホルモンの分泌量低下に繋がります。睡眠の質は神経系の自律神経が操作しています。この自律神経は自分の意思とは関係なく、体が無意識に反応し体に指示を出します。この自律神経から発信されている「交感神経」と「副交感神経」は睡眠と大きな関係性があります。

・交感神経→神経が過敏に反応し神経が興奮状態
・副交感神経→心身が穏やかでリラックスした状態

睡眠時に交感神経が働いてしまうことで、深く眠ることが出来ず、睡眠の質が低下します。眠るときに交感神経が働く要因として、寝る直前までゲームや携帯の画面を見ることで目に刺激を与えてしまったり、寝る1~2時間前に甘いものを食べることで血糖値があがり交感神経が優位に働いてしまいます。

眠る3時間前には食事をすませ、1時間前には携帯やテレビを見るのをやめることが、質の高い睡眠へと繋がります。成長期の子どもには特に意識させるようにしましょう。

適度な運動を習慣化しよう

成長期の適度な運動は、まだ柔らかい骨端軟骨を刺激し増殖効果があります。また骨が適度に刺激されることで成長ホルモンの分泌促進効果があり成長期に運動することはとても大切とされています。

とくに適度にジャンプする運動が骨端軟骨に良い刺激を与えるとされていて、バスケット、バレーボール、短距離のジョギングなどが成長期に推奨できる運動となります。

過度な運動はNG

 
成長期に激しいスポーツを繰り返すと、骨端軟骨に過度の圧がかかってしまい骨の成長障害に繋がるケースもあります。重いものを持つリフティングや足に何度も強い衝撃がかかる長距離ランニングなどは身長の伸び率の妨げとなる可能性があるため避けましょう。

また過度な運動は身体が疲れきってしまい、せっかくの栄養が体力回復につかわれ十分に身長が伸びない原因になってしまいます。成長期の過度な運動や筋肉トレーニングは避けましょう。

https://docs.google.com/document/d/1-mBlujECS5UHumO-fsS0xjXvhR9_n7IvR6m-hbRTVu0/edit→「適度な運動が子どもの身長の伸び率にいい影響を与えていた」

成長期が終わるとなぜ身長が伸びなくなるの?

子どもには骨の端に柔らかい骨端軟骨が存在し身長が急激に伸びる成長期に固い大人の骨へと成長しますこの骨端軟骨はまだ骨になっていない為、レントゲンで撮影したとき骨のように白く映らず、骨と骨の間に隙間があるように映ります。

この状態は「骨端線が開いている」と言われ、まだ身長が伸びる子どもにのみ見られます。

また骨端軟骨が大人の骨へと成長すると骨と骨の間の隙間は自然になくなり「骨端線が閉鎖した」ことになります。骨端線が閉鎖すると、骨は伸びることはないので、身長の成長が止まったこととなります。

成長期は生活習慣が大切です

子どもの成長期は、将来の身長が決まる大事な時期となります。

この時期に食事、睡眠、運動を意識し、子どもの生活習慣を整えてあげることが、成長期の身長の伸び率をあげる大きな鍵と言えます。

また身長の成長期を迎える時期の子どもは思春期真っ盛りで、心も敏感です。親がしっかりとコミュニケーションをとり、子供がストレスを溜めない環境を整えてあげることも子供の健やかな成長に繋がると言えます。

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